土曜日, 9月 30, 2006

訳語決定会と MDC (続)

今日の午後にかけて小沢さん、dynamis さん(dynamis さんとは PM でも)と数回に渡る話し合いをする。
特に過去に例を見ないほど返信した今日だった。挙句の果てに MJ までもがこの論議に関心をお寄せになったとか。そんなに話を大きくした覚えはないんですが・・・と思わず言いたくなりました。

MDC というのは正しくは Mozilla Developer Center 。直訳すると「Mozilla 開発者センター」となります。その名の通り、Firefox2 のリリースなどがニュースとなり、ドキュメントも豊富です。日本語版も着実に作られていて、もじら組内には支援プロジェクトがあります。

多くのドキュメントがダブってしまっており、その点について MJ は頭を悩ましているようです。英語世界では動きが早すぎて日本語版は追いつけないのが現状です。今回、MJ はこうしたことに自ら対応するようですが、これは大変、良いことだと思います。dynamis さんが書かれたとおりローカライズセンターと翻訳部門と MDC が日本社会特有の縦割りではなく横割りになるべきでしょう。今まで、このようなことは話し合われてきませんでした。意図的に避けていたわけではないのでしょうが(ローカライズセンターと翻訳部門では多くのユーザーが重複しています)、それをまとめる人がいなかったということらしいです。MJ が中心となって各部門の代表が話し合うということは平和的解決(?)に良いことです。

訳語決定会と MDC の連携

フォーラムで小沢さんから提案されたことだが、訳語決定会と MDC (Mozilla Developer Center)の用語集計画を協調したいという。

これを最初に聞いたとき、良い話だと思った。訳語決定会での用語集話し合いはローカライズセンターへのデータ提供に結びついている。もしこれが MDC でも行われれば良いに越したことはない。ましてや MDC との協調は開発者用語の大幅な増加を見込める。お互いに意味のあるものになるだろう。

だが小沢さんの現時点(9/30 午後3時)での提案は不十分としか言えない。MDC 側がどうしたいのか不透明だからだ。もし具体的な案があったらもっと深く話し合えるが、現時点では意見の(ひどい)応酬しかできない。一方、こちらとしても今後の会のサイトはこのままで良いのかということで悩んでいる。サーバの使用が会の今後のニーズに耐えられるか疑問だからだ。現時点では Wiki 以外の選択肢はなく、また Wikifarm が使っている Hiki 自体が Pukiwiki など他のシステムに比べ気劣りしてしまっている。残念ながら使いづらい。今更ながら、すぐに作れるという理由だけで選んだ自分を反省している。

水曜日, 9月 27, 2006

Firefox2.0 RC1 リリース


Firefox2.0 RC1 がリリースされた(詳しい情報は私のニュースサイト参照)。リンク先にたっぷり情報を載せておいたのでここでは感想を。

まず、ボタンなどが変わった(左画像参照)。より美しくなったと思う(一時は光らせてみたりしていたらしいがこれで落ち着ける)。

全体的に使いやすくなっているが表向きの機能変更はない。もしあったとしても私の目をごまかしている(笑

大きく変わっているのが分かるのは「オプション」の所だろうか。さすがにここにはよく表れている。またタブを間違って消してもまた復活できる機能は私の一押し!何度、この機能がなくて困ったか。リリースノートから一応、引用しておいた(上記サイト記事にて)。そのうち、MozillaJapan にも訳稿が出るかと思うが一応、参考訳として(訳になっているのかは置いといて)。

なお、記事にはさらっとしか書いていませんけど、インストールは注意が必要です。何を注意すべきかって、よくマニュアルには「Yes や OK を押していけば大丈夫」なんて謳っているものがありますが、これがこのインストールでは危険です。既に Firefox1.5x を導入している人は、インストール先フォルダプロファイル保存フォルダをデフォルトから変えてください。いずれも 1.5 と衝突してしまいます。

あと、インストール終了時に「Firefox をすぐ起動」と表示されますがこれはチェックしないほうが良いでしょう(しても構いませんが)。起動する前にこちらの参考サイトに従って「プロファイルマネージャ」を起動して新しいプロファイルを作って、それを使用するようにしてください。私の場合、「Default」という 1.5 用プロファイル(前からのです)と新しく「test」という 2.0 用のプロファイルを作ってそれぞれ起動時に選択しています。こうすれば混乱せずに済むでしょう。

この 2.0 のインストール方法についてはその内、レポートをまとめたいと思っています。次の RC2 のリリースは 10 月 6 日。それまで間に合わせられれば。

火曜日, 9月 26, 2006

雑記帳(メモ)

どうもです。色々と雑記ごとがありますので書いておきます(超私的!)

・昨日、投稿した記事は大きな間違いがあります。どうしても Blog ではタグが表示できないのでそのうち、サイトの方に HTML で上げておきます。

・訳語決定会の歴史的文章(?)のフォーラムにあるトピック「ガイドライン(文章)」を久しぶりに見てみる(思い出にふけりたくなるのは人間の欠点?!)。何って恥ずかしい文章書いてたんだろう。今も恥ずかしいけど。

・久しぶりに文章を訳し終えて一安心。訳って大変だなぁ~。

・Firefox RC1 のリリースが遅いな遅いなと思っていると明日の午前7時(日本時間)でした。私が見ていたのは世界標準時刻でした。とほほ・・・。

てなことをメモ程度に書いておきます。

月曜日, 9月 25, 2006

支援サイト及び Firefox 解体新書のデザイン

先日、開始した「Mozilla 訳語決定会支援サイト」でどうしても添付機能を使いたかったので色々と調べてみました。すると、私が借りている land.to でもきちんとできることが分かりました。と同時に、その副産物として正しく Wiki が表示されるようになり(Firefox 解体新書のリンク集がきちんと表になりました!)、うれしくもあります。以下に手順を示しておきます。

1).htaccess ファイルを開きます
2)同ファイルの末尾に「LayoutIgnoreURI *.php」と入力して保存。アップする。
これで自動挿入広告が停止されます。まず、この時点でサイトにアクセスして広告がどこにもないことを確認してください。
3)「skin」フォルダに入っている「pukiwiki.skin.php」を開きます
4)同ファイル内で 87 行目辺りに
<body>

というのがあるはず(実際は<>は半角で)です。その下に次のように入力してください。

(include の一行前に <? (<は今、わざと全角にしています。実際は半角で)を挿入しておいてください)
こうすることでサイト上部に広告が表示されます。これにより画面が美しい Pukiwiki 本来の姿になり、添付機能なども使えるようになります。

今回はこの処理を「支援サイト」と「Firefox 解体新書」にそれぞれ施しました。

Mozilla 訳語決定会支援サイト開設

1日、間を空けてしまいましたがまたまた投稿します。というのも Mozilla 訳語決定会支援サイトというのを作りました。このサイトは今のところ、何もありませんが、今後、会の運営を後方からサポートすることが目的となっています。会自体のサイトは大変、流動的でかつ小さくまとまっていますので幾分、具合の悪いところもあります。過去の記録なども保存しにくいという面があります。それに対して、こちらのサイトは 100MB の割合大きなサーバーを借りていますので、XHTML ファイルによる動的なページなども可能です。Wiki だけでは実現しにくい事柄を扱えればと思っています。また、敢えて Wiki の代表格である Pukiwiki を使いました。というのも現在の会が使っているのは Wiki から派生した Hiki というものですが、これは幾つかの機能が使えません。こうしたことをこのサイトでは使えるでしょう。

一方で添付機能が使えないという悲しいことがあります。この点はまだ試行錯誤する余地がありますので頑張って見ます。では。

土曜日, 9月 23, 2006

「MozillaReport」システム変更

ニュースサイト「MozillaReport」を従来の XOOPS システムから WordPress システムへ移行しました。さすが「WordPress」(単語出力)と名乗っているだけあって素晴らしい機能を持っています。みんなが使いたがるはずだ・・・!

WordPress システムはブログのような構成を取っています。事実、一部の方はブログとしても使っていらしゃいます()。私も見てビックリしました。

このシステムに変えてから方針も変えます。従来の「ニュースサイト」という堅苦しい方針を止め、もっと気楽に書くことにしました。このブログ並みのやわらかさにしたいと。まぁ、明日から正式に運用していきます。 

水曜日, 9月 20, 2006

「フォクすけ」について

MozillaJapan の広報グループ「SpreadFirefoxJapan」が Firefox のマスコットを作って名前を募集していたが発表された。

名前は「フォクすけ」。審査の状況やニュースなどは「フォクすけのブログ」で見れる。

まぁ、名前に期待していた人は多いし、私もその一人だが、結構、日本風という名前になったと思う。7000 件もの応募から選んだスタッフの皆さんに拍手したい。

でも、私が驚いたのは、その命名記念で出された「Firefox の歴史」という PDF ファイル(同ブログからダウンロード可能)。できれば皆さんも今のうちにダウンロードしておいたほうが良いと思う。ブラウザの始まりから事細かに書かれている傑作。資料としては最高だと思う。Firefox 以前から書かれているというのも素晴らしい(今、これだけ知るのには結構、手間がかかる)。色使いもきれいだし、これを作った人はさぞかしうまい人だと感じ入った。

台風による被害

皆さん、お久しぶりです。3日間ほど顔をどこにも出せませんでしたが、それはひとえに台風 13 号のせいです。台風が飛来したのは日曜日でしたが、これは大変でした。夜になると空を真っ黒の雲が覆い、風は吹き荒れ、網戸がカタンカタンと瞬間移動し、そして4回断続的に停電しました。

今思うと、良かったことが一つあります。パソコンを買い換える際にコンセントが足らず思い切って大きなコンセントテーブルを購入しました。偶然、そのコンセントテーブルに「雷ガード」が付いていて、それがうまく動いたお陰でパソコンが狂わずにすみました。不幸中の幸いというのは大袈裟ではありますが。

ただ、残念ながらインターネットは20日になってようやく通じました。ルーターを一日電源切ってみたりしたのですが(プロバイダーに電話しても通じない。そもそも固定電話回線がイカレタ)、やっと携帯で電話して直りました(危機管理の甘さ!)。

開けてビックリ。Gmail の迷惑メールボックスが何と 45 件もありました(縁もゆかりもない怪しげな人々からのでした。中には「あなたがメールをしてきてくれて・・・」というのもありましたがしてません!!!)。どうして送りたがるのやら。というわけで3日間オフラインになったことお詫びします。

日曜日, 9月 17, 2006

Nvu について

Nvu というホームページ作成ソフトがある。これについて一言二言述べたい。

Nvu は Mozilla の HTML エディタ機能を摘出してアプリケーションとして作り変えたものらしい。日本語化はされていないが有志によってパッチが作られている。だが、これは何と一年以上、更新されていない。登場したときはもてはやされたものだが、今では最新版が余りにも古くて使うに耐えない。事実、私もこのソフトで翻訳をしているがタイトルの部分がどうしても勝手に改行されてしまい、そのためタイトル部分がおかしくなるというバグが生じてしまっている。それでも使うのは Mozilla ベースだからということと、このソフトの「文字エンコーディングを指定して保存」が気に入っているからである。だが、いい加減、新しいバージョンを作って欲しい。

えむもじら」 によると、その修正を施した「Komposer」というソフトがあるらしい。まぁ、こちらの方がバグが修正されていていいのだが、当の Nvu の開発者はご立腹らしい。だが、そんなに腹立てるんだったら最新バージョンを作れと言いたい、全く。

第十惑星=不和の女神「エリス」

かつて NASA が「第十惑星」として報告していた矮惑星の名前が決まった。伝統的にギリシャ神話から採られるのがならわしだが、今回もそれに従った。付けられた名前は「エリス」。ギリシャ神話で不和の女神を表すそうだ。なるほど、天文学連合としては、天文学者の対立を引き起こした星にその責任を負わせたわけだ。ちなみにもっと分かりやすいのが、その衛星に付けられた名前。 その衛星の名前は「ディスノミア」。エリスの娘で、こちらは「無秩序」と「不和」の女神だそうだ。ふ~む・・・

土曜日, 9月 16, 2006

Mozilla 訳語決定会についての私見・続

このブログに書きました「Mozilla 訳語決定会についての私見」 については MozillaJapan 翻訳部門フォーラムで後半部分について詳しく話し合い解決をしました(私も私的にですが参加されている方にプライベートメッセージをお送りするなどしました)。

今回、書くのは管理者権限についてです(以下は私のメモみたいなものです。興味がある方以外にとってはつまらないでしょう)。

私のパソコンが故障したのはもう一年も前の話ですが、未だによく覚えています。Linux で長時間コマンドを実行させていたのですが、突然、画面が暗くなってしまったのです。慌ててかすかに見える画面でフォーラムと別の件で特にお世話になっていた参加者のお一人である山口さんに連絡を取って私は休ませていただきました。その際、山口さんには管理者の権限を委譲(というと言葉が良いですが実質は「おしつけ」)しました。山口さんに私はお任せしたつもりでしたが、突然、渡されても困られたのでしょう(私の不手際です)、会の活動は中止してしまいました。

今年の八月。私は念願のパソコンをようやく手に入れました。早速、会のほうに復帰しようと思ったのですが、全く更新されていませんでした。更新されているものと思い込んでいたのです。と同時に、山口さんの管理者権限について考える必要が出てきました。というのも、今回のことで明らかになったことがあります。それは「会が私を中心に回っているように思える」ということです。事実、会について述べるときには多く「Amigomr さんの用語集」という風に言われていました。私としてはそのようなことは意図していませんでした。私が管理者になったのは発起人としてなっただけです。卑しくも MozillaJapan の派生組織を名乗っているのであれば、その精神に従うべきでしょう。「プロジェクト」という精神に。私としては管理者権限についてより多くのメンバーが持つべきだと思っています。既に持っている山口さんを始めとしてです。私はフォーラムの署名で敢えて「Mozilla訳語決定会担当」という署名をしています。それはあくまでも主担当という立場だからです。私はできれば今後の署名を「Mozilla訳語決定会管理者メンバー」などの正式な表示に変えたいと考えています。山口さんが復帰したら私はまず、山口さんの意向を伺います。そしてまとまったら訳語決定会ないし翻訳部門のフォーラムに議論提起をしたいと思っています。

金曜日, 9月 15, 2006

Firefox と Thunderbird のアップデートに思うこと

いくつかの心無いユーザからは Firefox や Thunderbird の「無意味な」アップデートは止めた方がいいと言われている。だが、それは正しいのだろうか。随分前か Firefox は世界で一番危険なブラウザという調査結果が出ていた。しかし、これはいささか納得しがたい。というのもそういう調査をする前に Bugzilla を調査すべきだからだ。大抵、そうした調査員は10年前のパソコン知識を応用していることが多い。全くそういう調査は信用できない。Firefox ほどセキュリティに気を配ったブラウザは他にない(IE も Opera も到達していない)。今回のアップデートも、かつては試験段階だった「自動アップデートシステム」で不自由なくアップデートできる。「最高」と書かれているバグもあれば無印のバグ修正まである。Bugzilla を見て欲しい。多くの開発者がパッチを書きテストしそれを次のバージョンで反映できるようにしている。IE は優秀とはいえ少人数の閉鎖的な環境でバグの修正をしている。IE を槍玉にすると悪いが「9月の月例パッチ」とか銘打つぐらいであれば、最初からバグを減らすように努力すればいい。「月例」、「月例」・・・と続くと何を修正しているのかよく分からない。私はこう断言しよう。「Firefox は現在、世界に出回っているブラウザで最も安定・安全なブラウザである」と。

木曜日, 9月 14, 2006

テスト

アクセスカイセキツール導入によるテスト

Google Earth ついに日本語版登場


あの「Google Earth」に日本語版が登場した。 と同時に同社専用ページも日本語化されたようだ。

今回の「GE」日本語版の特徴は何と言っても日本中ほとんどの建物が立体化して表示される点だ(私の家も立体化されてしまった!)。よくここまで作れたものだと改めて驚かされる。(注:「レイヤ」の「建物の3D表示」をチェックしておくこと)

また、メニューも日本語化された。従来の英語版では今ひとつ分かりにくかったが、これによって一新された。

なお、左図は今回のメインである立体表示です。場所はどこでしょう~

答え:霞ヶ関の国会議事堂周辺

Windows Vista は実用的?

Microsoft 社が5年ぶりに世に送り出そうとしている Windows Vista 。だが XP の時ほど盛り上がらないのはなぜだろうか。

理由は明確である。XP の時よりもインパクトにかける(=内容が薄い)からだ。2000 → XP の時にはそのインターフェイスの改善や 9x 系と NT 系の融合など正に「技術革命」と言えるものがあった。だが、今度の Vista はどちらかと言えば定評ある XP が5年間も同じであることに飽きた Microsoft 社の方針と考えるのが妥当ではないだろうか。

まずもってパフォーマンスに犠牲を強いすぎている。XP の多くのパソコンが Vista の「最低」条件である(一部の今年発売 PC では Vista 対応と謳っているものがあるが)。特にグラフィック面での犠牲は大きい。

次に M 社はセキュリティに力を入れたというがそれは Linux の域をまだ超えていない。Linux はシステム全体をセキュリティ保護でき、また信頼できるアップデートがあるが、Vista ではまだ満たされていない。

また、インターフェイスをまた、大きく変えているが XP ほどの斬新さをもはや感じられない。というより、より複雑化した印象すらある。例えば縦に表示しながらウィンドウを並べると言うものははっきり言って、タブにしてしまったほうがよりすっきりしていて実用的だ。そんなもんでグラフィックボードに負荷をかけるのはおかしい。

Vista のリリースと共におかしな行動をとる M 社。例えば Mozilla.org に協力を申し出てきている(Mozilla.org は受け入れた)。また自社技術のオープンソース化にも力を入れ始めた。しかし、これらは従来の同社幹部の「Linux よりも我が社製品は低コストで高機能」という主張と相反するものではないだろうか。M 社はまさに「さまよえるアメリカ人」だ。

月曜日, 9月 11, 2006

翻訳について

最近、コンピュータ関連のニュースがなく本当に徒然状態ですが、それは今日も同じです。先日に引き続き今日は翻訳するときのことについて書きたいと思います。

私は決して翻訳が得意ではありません。私が翻訳部門で最初に訳した大作「品質保証テスト」はメンバーの皆さんに膨大な量の修正案の提出を強いてしまいました。それでも、私には翻訳するときの方針と言うかそんなものがあります。

第一に意訳でも良いから意味を捉えられるような訳を目指すこと。意味を捉えるのを無視して直訳するだけならそれは自動翻訳の多くのサービスと同じです。
第二に分かりやすいことを目指すこと。私の訳語選びはよく難しいと言われています。それを極力、易しくしようということです。
第三に日本語文法間違いをなくすこと。よく日本語文法がおかしくなることがあります。多くは長文を訳したときに発生しますがそれを見直しをすることでなくそうということです。

以上の三か条を翻訳の方針としています。

日曜日, 9月 10, 2006

Mozilla 訳語決定会についての私見

私のサイトのリンク集などを見ていただけている方々は、すでに私が「Mozilla 訳語決定会」の管理者的立場にあることをご存知かと思います。

ただ、私の私見ですが(公的見解ではありません!)、訳語決定会について少なからぬ問題があると考えています。例えば、私に権限が集中しすぎていること。無論、私が発起人ですから権限が初めから集中しているのは仕方ないことかもしれません。しかし、そのことによって「Amigomr (さん)の用語集~」という言い方が生じてしまっているのは心外なことです。「私の用語集」ではなくあくまでも「MozillaJapan 翻訳部門の用語集」ですし、そもそも「用語集」というのも「用語集作成」というのが正しいでしょう。私が不在の間、山口さんに権限を委譲していましたけれど早くコンタクトを取りたいのは実はそのためです。私としてはもう一人、ないし二人に管理者の権限を分割したいと思っています。

もう一つの問題は翻訳部門のフォーラムから発生したサイトであるのにその由来が知られていないことでしょうか。もちろん、その理由には私のアピールが足りなかったという根本的ミスがあります(私の責任転嫁は悪い癖です)。訳語決定会は主に「ガイドライン」というスレッドに書き込んでいますが、そのタイトルは「訳語決定会」を連想させません。そろそろ、別のスレッドを作った方が見やすいかもしれません。

なんにしろ、この会は課題が多すぎますが(特にアピール)、それは当然のことでしょう。すんなり成功するプロジェクトはありません。

金曜日, 9月 08, 2006

RSS 推奨の声--続編

先日、お伝えした「RSS 推奨の声」で予告しておりました私の RSS ファイル集についてお伝えします。
この RSS ファイル集は私が使っている Thunderbird で実際に使っている RSS ファイルを Thunderbird でエクスポートしたものです。私の第三サイト「Amigomr's 雑記帳」に今日、アップしました。アップしたページはこちらで 同サイト中にはファイル集へのリンクもあります。このファイル集は OPML という形式でエクスポートされており、これは Thunderbird でインポートが可能です。お役に立つとは思いませんがどうぞ。

実際の記事投稿で私はこうした RSS を情報源にしています(時々、違うのも情報源になったりしますが)。もう一つの情報源はニュースグループです。このニュースグループは巨大なグループで多くの開発者がほぼリアルタイムで書き込んでいます。これを私は Thunderbird に登録して使っています。是非、皆さんも試してみてください。

実際の翻訳で役に立つのは「英次郎」という巨大なオンライン辞書です。今までジーニアス英和辞典(電子辞書版)を使っていたのですがはっきり言ってこれには驚きました。CD-ROM による配布もしているそうですがこのオンライン辞書はとにかくすごいです。

あとごく稀に(例えば、早く読みたいときなど)、自動翻訳を使います。今まで試したのは Yahoo! , Excite,Google,infoseek で多分、Yahoo! ,Excite,infoseek は同じような出力ですからエンジンは多分、同じでしょう。Google はちょっと出力が違うようです。あと珍しいのでは infoseek の関西弁への変換でしょうか。私がよく使うのは Yahoo! です。Yahoo! のは原文と訳文を対照に表示してくれることや翻訳精度が他に比べ若干、良いことから良く使います。

でも、私が一番使う翻訳機能は実は自動翻訳ではなく Google ツールバーという Google が出している拡張機能の中の機能です。これは英単語にマウスを当てると訳(複数の)を表示します。自動翻訳はパソコンが勝手に訳の分からない訳語選びをしますが、これは単純に訳を表示するだけです。でもこれが一番、いいんです。まぁ、使う使わないは自由ですがお勧めです。

水曜日, 9月 06, 2006

あのインテルがリストラ?!

CPU の製造で特に有名なアメリカの半導体メーカー「インテル」が一万五千人ものリストラを実施するらしい。
インテルって結構、もうかってそうだが、どうも良くないらしい。というのも相棒の Windows と共に特に、ヨーロッパの司法機関に完全にマークされているから。理由は明快。独占禁止法違反容疑。そりゃ、疑われてもしょうがないだろう。で、それでリストラされたというのが私の独断的意見。

RSS 推奨の声

皆さんはご存知だろうか。RSS というファイル形式を。これを無理矢理開くと分かるが XML の応用ファイルである。これを使うとどういうことができるのかというと・・・このファイルは最新のニュースを自動的に取得し広くそのことをニュースするファイル形式である。例えば私が MozillaJapan 翻訳部門に草稿を公開したら、そのことを RSS は認識して自分のファイルに更新されたファイルを登録する。これによって専用のソフトを使えば更新がリアルタイムで読み込めるというもの。
私は自分の第二サイト「Mozilla Report」に記事を発表するときにいくつかのサイトの RSS を Thunderbird の機能を使って読み込み、良い記事があったら、それを一度、訳してからまとめている。私の RSS 記録は近いうちにエクスポートして第三サイト「Amigomr's 雑記帳」に公開したい。

日曜日, 9月 03, 2006

「希望索引」って何

第一サイト「Firefox 解体新書」に新たな索引方式を導入してみた。「~したい」という語尾で終わる索引である。現在、22件ある。従来の「機能索引」は結構、完成しつつあるのだが、同時に欠点もある。というのも全ての人が Firefox の機能のある場所を知っているとは限らないということである。
そこで本当に初心者向けの「希望索引」を作ってみた。今後も徐々に、増やしていくつもりだ。

土曜日, 9月 02, 2006

冥王星とムンクの「叫び」

まだ、アメリカ人の中にはすっきりしない方がいらっしゃるようですね。冥王星。アメリカ人が見つけた唯一の「惑星」だった・・・。でも、そんなに偉大なことなのかな。ホルストっつぅ、イギリスの作曲家は「惑星」という組曲を書いたことで有名だけど、彼は生前、既に見つかっていた冥王星を何で追加しようとしなかったのかという問に「私の曲は海王星までで完結している」といったそうな。そりゃ、海王星に合唱団まで入れたんだもん、冥王星じゃ、何を入れろって言う話だろうね。

そうそう、デンマークの美術館から盗まれたムンクの「叫び」。よく見つけたね、警察。でも、盗んだほうもあの絵を見ればさっさと返したくならないものかな。だって絵が叫んでいる・・・。何はともあれ、名画が帰ってきて良かった。まぁ、名画というのは盗まれるほど価値があるということでもあるんだろうね。ダヴィンチの「モナリザ」も一度、盗まれているし。そのせいで「モナリザ」は常に「警備ガラス」の中だそうだ。貴婦人よ、狭くございませんか?(笑

第一サイト更新中

今、私は第一サイトを更新しています。というのも、はっきり言ってサーバーの容量の割りに内容が薄いというか・・・各ページの連携は足りないし、画像もはっきり言って少ない。そうしたことから、もうちょっと内容を濃いものにしようとサイトを更新しています。できれば Firefox2.0 が出るまでに済ましておきたいのですが、それがあるために今、あまり画像を取れません(デザインが大きく変わりそうなんです)。予めご了承を。

金曜日, 9月 01, 2006

ブラウザ最新情報と今の私の悩み

今日、第一サイトのトップページががらりと変わっていることに気づかれましたでしょうか。バージョン情報の部分を独立させてみたんです。というのも Firefox2.0 Beta2 が出たから。どうしてもそのことを明記したかったのですが、今のトップページでは管理も大変、もっと詳しく載せたいと思っていたら、独立させようと言うアイディアが出てきたんです。肝心の Beta2 ですが、このことは第二サイト(Mozilla Report)にニュースとして書いていますからご覧になってください。

今の私の専らの悩みは訳語決定会に誰一人応答が見られないことです。一応、フォーラムに自分でも「超」長文だと思うぐらいの文を書いてアピールというか説明をしたのですが・・・効果があるかどうか。管理を委譲していた山口さんとも今後について話し合わなくてはなりませんし一年間休んだことの大きさが身にしみてきます。もし、このブログを誰か翻訳部門の人で読まれているなら訳語決定会に参加を。